『彼女100人計画』(フィクション作家、村上一流著)

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第一章  鬼の前田

なぜ、俺が彼女100人計画を思いついたのか。
いや、正確に言うと、思いついたわけではない。

彼女100人計画は、俺のオリジナルではない。
すでに実践している男がいたのだ。

その男は、俺の人生にこの上ない影響を与えた。

その男の名前は前田(仮名)
俺は彼のことを一生忘れないだろう。
あまりにもインパクトが強すぎる。

彼は進学校といわれたK高校時代の親友であった。
東京大学物語に例えて言うと、俺が村上ならば、彼はまさに佐野であった。

なぜ進学校に彼のような人間がいたのか。
今でも理解に苦しむ。(笑)

俺は高校時代も友達は少なかったが、なぜか彼とはウマが合った。
俺は、彼から誰よりも刺激をもらい、そのかわりに俺が前田に勉強を教える。
そんなGIVE&TAKEの関係が2人の間にはあった。

前田は本当にすごい男だった。
俺はいまだに、彼以上のツワモノを見たことはない。
いや、これからもないであろう。

それくらいの男であった。

ナンパ師。

彼をそんな言葉で形容したらバチがあたるだろう。
そんな次元ではない。

鬼!!

そう呼ぶのがふさわしい。(笑)
奴は人間とは思えなかった。

俺は妖怪人間であり、人間からは程遠かったが、彼も負けじと人間離れしていた。
人間離れしているもの同士、気が合ったのかもしれない。


俺は高校当時、ドーテーだった。


だが、彼は違った。
いや、違うどころの騒ぎではない。

なんと、彼は高校2年生にして、すでに100人斬りを達成していたのである!

バケモノだ・・・(笑)

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